こんにちは、フータです!
今回は「Hacknet」というゲームを紹介します。
※以降、若干ネタバレ含みます。気になる方はご注意ください。
どういうゲーム?
事故死とされていたハッカー「Bit」から謎のメッセージが…。彼が失踪した原因を突き止めるため、ハッキング技術を駆使してネットワークの世界に深く潜り込んでいくというストーリーです。
PCを使っていて、黒い画面(コマンドプロンプトやターミナル)を開いたことがある人もいると思います。このゲームでは、その画面でコマンドを入力し、ハッキングを疑似体験できます。
ただし、あくまでもゲーム上の体験です。このゲームで学んだ知識だけでは、実際のハッキングには必要な知識がまだまだ足りません。(足りててもやっちゃダメ!)
どういう人におすすめ?
「PC苦手💦」「黒い画面が怖い…」という人だとかなり苦戦するかもしれません。
ITエンジニアでもない限り、今自分が何を実行しているのかパッと見で理解できず、画面上に表示されるエラーをある程度読めないと、先に進めず詰むシーンもあります。
そのため、プレイヤーを選ぶゲームだと感じました。
「PCでコマンドを入力するのが好き!」「ハッキングを体験してみたい!」という情熱のある人向けといった印象です。
とはいえ、このゲームは定価1,200円で、セール時には180円ほどで購入できる(※本記事作成時点:2025/2/16)こともあるので、そのタイミングで挑戦してみるのも良いかもしれません。
プレイ後の感想は?
ゲームの基本的な流れは、
- 調査対象のサーバーで何が動いてるか確認(ポートスキャン)
- 各ポートに対してツールで攻撃
- PortHackコマンドで特権昇格を狙う
- 特権昇格後、指定ファイルの削除や書き換え等を行う
の繰り返しです。物語が進むにつれて、Firewallの突破ができるようになったり(実際、ゲームにのような手法で突破できるわけないと思うのですが)、できることが増えていくので、とても楽しかったです。
ただ、気になるところもいくつかありました。
例えば、コマンドを入力するときに若干不便に感じることがありました。ファイルの内容を書き換えるのにreplace
コマンドしか使えないんですよね(vim
は使えないのか…笑)。あとrm
は複数ファイルを指定できなかったり(1ファイルのみ or 全ファイル)、cd
は1階層ずつしか移動できなかったり。まあ、ある程度の制限があるのは仕方ないとは思いますが。
あとは、e
とc
の区別がつきにくく、何度も入力し直すことがありました。パスワードを超えられず、なんで??💦となることも多々ありました。
…いろいろ言いましたが、それでも良いゲームです。セキュリティ関連の勉強をしたことがあるのですが、雰囲気はそれっぽいですし、かなりよくできていると思います。
さいごに
個人的には好きなゲームなので、ぜひ挑戦してみてほしいです笑
良いハッキングライフを!!